一人暮らしのスキルはあるか

早期退職の作法(原則)

早期退職後は、在職中に比べ、自宅に居る時間がどうしても多くなります。

早期退職の「掟」では、毎日朝から外出することを旨とすべし、とも記しましたが、それでも、フリーランスの仕事がない時や、天気が悪い時など、サラリーマンでない生活を選んだのだからこそ今日はどうしても出掛けたくない、という日もあるのです。

その結果、以前は、社食中心だった昼食や、外食や飲み会で済ませていた夕食も、おのずと自宅で食べる機会が増えてしまいます。

だからと言って、配偶者の家事、特に「食事の負担」を増やさないようにするのが、早期退職者には肝要(作法)なのです。

昼食は自分で何とかする

毎日、今日は自宅に居るのか居ないのかを宣言するのも大変です。
それを元に、配偶者に昼食を用意してもらったりするのも気が引けます。

いっそのこと、たとえ今日は家に居る予定だとしても、「週末以外、昼食は不要」と宣言:【平日昼間の独立宣言】をしてください。
もう、自分は、「昼間、家に居ないもの」として画一的に扱ってもらうのです。

当日朝になって、今日は家に居ることとなっても、少なくとも昼食の準備を、配偶者に意識させてはいけません。
とにかく、食べたくなったら、自分で厨房に入って何なと準備すればいいのです(素材はあるものを、控え目に使わせてもらいます)。
自分用の、こだわりのレトルトを買いだめすることは、特におすすめです。

とにかく、昼食は自分で何とかするのです。
洗い物も残さず、自分で片付けます(←これを怠れば、独立宣言の意味が半減します)。

とにかく、昼間、自分は居ないものとして、配偶者の仕事を増やしてはいけないし、家の中の秩序を乱してはならないのです。

一人暮らしのスキルを持っているか

学生時代に下宿や一人暮らしをしていたり、単身赴任の経験者はおそらく大丈夫でしょう。
また、キャンプや一人旅が好きな方も、適性があります。

早期退職で、家に居ることが増えたならば、この機会に、一人暮らしのスキルを磨くべきなのです。

まずは、最低限のスキルとして、食事の準備と片付けです。
少なくとも、冷蔵庫にあるそのときの素材で、自分の食事くらいは自分でその場でどうにか準備できるように、料理や調理のスキルを身につけておきましょう。

素材からの料理メニューや、調理のレシピは、クックパッドから簡単に手に入るので、あとはやるだけです。

できあがった料理を写真に残せば、ブログやSNSネタにもなって楽しみが増えます。

くれぐれも、その時使った包丁、まな板、鍋なども、食事後の食器とともに、必ず自分で洗って、現状通りに戻さなければなりません。
片付けまでが、食事を自分でどうにかする、ということです。

今後の人生で必ず役立つ

一人暮らしのスキルは、早期退職後から老後にかけてこそ役立つスキルです。

会社を辞めて手に入った時間を自由に使うためにも、基本的なことは全て自分一人でできるようにしておくべきです。

それによって、思い立ったらいつでも一人旅にも出掛けられるし、ノマドフリーランスになる道も開けます。
長期の旅行や滞在では、料理のほかに、洗濯のスキルも求められます。

ついでで言うと、ノマドフリーランスのためには、健脚ITに強くなっておく必要もあります。

また、一人暮らしのスキルがあれば、唐突に配偶者が友達と出掛けたいと言いだしても、「家のことは一切心配ないから」と、いつでも快く送り出すことができます。
このギブアンドテイクが、特に、子供たちが巣立った後の家庭平和には効果的なのです。

だからと言って、必ずしも家族の夕食まで準備する必要はありません。
あくまでも、自分が平日昼間に家に居ることで、配偶者の仕事が増えないようにする配慮ができればいいのですから。

この後の人生で、思いがけず、自分一人で生きていかないといけない羽目になる可能性もあります。
そんな時にも、一人暮らしのスキルが身についていれば、少なくとも、人に迷惑を掛けず、死なない程度には生きていくことができます。

少なくとも、配偶者が居なくなった途端、いきなり衰えてしまうようなお爺さんにだけはなりたくありません(と、自分に言い聞かせ)。




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